ウクライナの子どもたちが愛媛国際交流サマースクールに参加しました

2022/8/31

8月6日~7日、ウクライナから避難してきた子どもたち(5~11歳)6名が、同伴したウクライナ日曜学校「ホロバチョック」の校長と愛媛国際交流サマースクールに参加しました。

子どもたちは、在日ウクライナ大使館と調整の上、在日ポーランド大使館に招待されました。サマースクールは、国際交流を促進し、世界各国の子供たちのために数多くの文化・教育活動を展開している日本・ポーランド友好協会が主催したものです。

ウクライナ側関係者は、日本・ポーランド友好議員連盟による交通費支援に対して、日本側、そしてポーランド側の関係者の方々に感謝しています。

サマースクールには、日本の子どもたちの他、ポーランドやジンバブエの子どもたちが参加し、国際文化交流の時間にインドネシアからの参加者も加わりました。

国際文化交流の学習時間に、ウクライナとインドネシアの文化紹介が行われました。
ウクライナの参加者からは、伝統的な刺繍シャツのヴィシワンカ、美しいイースターエッグのピサンカ、手織りのクロレヴェツキー・タオル、ペトリキウカ塗りアートとウクライナ国家象徴である「トリズブ」(トライデント)に暗号化された「自由」という言葉が紹介されました。

上記の他、サマースクールでは、タコのペインティング、肝試し、泡祭り、花火、そして日本の夏を代表する遊びのひとつであるスイカ割りなどが行われました。学習と遊びがバランスよく組み込まれたこのプログラムに子どもたちは夢中になりました。参加者からは、好意的な感想が多く聞かれました。

とても楽しく有意義な旅であったと同時に、子どもたちにとって、他の人を見ることができ、また自分を見せることができる、よい機会でした。

このイベントの主催者、スポンサー、コーディネーターの皆様、そして子どもたちにこの素晴らしいイベントに参加する機会を与えてくださったポーランドの友人たちに心からお礼申し上げます。

ポーランド大使にサマー・スクールの感想を聞かせる避難民の子どもたちと保護者