母の日の「お母さんのための花束」作りと東京にオープンしたウクライナ人交流カフェ「HIMAWARI」

2022/5/9

5月8日、東京のウクライナ日曜学校「ホロバチョック」(一般社団法人ジャパン・ウクライナパートナーズ)の主催で、母の日の文化イベントが行われ、日本に避難しているウクライナ人家族と当校の生徒、保護者が、紙で美しいバラの花束を作り、お母さんにプレゼントしました。

子どもたちは両親の力を借りて、色紙を円に切り、それをらせん状に切って丸め、バラの花を作りました。色とりどりの花を花束にし、ラッピングの色も子どもたちがそれぞれの好みに合わせて選びました。

参加者の中には子どものいない女性や高齢の避難者もおり、このイベントはアートセラピーのような効果があったと言っていました。
穏やかで和やかな雰囲気の中で、しばし現実を忘れて、きれいな作品を作ることに集中できたとのことでした。

新宿の教室で開催されたこのイベントは、オープンで温かい雰囲気の中で行われ、参加者は自分なりの作品を創るだけでなく、地元のウクライナ人やその家族と知り合い、新しい友人を作ることができました。ウクライナ日曜学校「ホロバチョック」は、今後もウクライナ人コミュニティ内での自由で楽しいコミュニケーションのための環境づくりや、大人から子どもにまで役立つ活動を企画していきます。

第二部では、交流カフェ「HIMAWARI」を開設した日本YMCA同盟が主催者となり、日本に避難してきたウクライナ人を交えて、地域の人たちとの交流の場が設けられました。また、避難者向けの法律相談や日常生活に関する様々な問題について専門スタッフが相談に応じました。

4月末に、日本YMCA同盟は、一般社団法人ジャパン・ウクライナパートナーズと共同で、日本に避難したウクライナ人を支援するワンストップサポートページを開設し、ウクライナ語と日本語で問い合わせを受け付けています。